日常生活と股関節の障害

大寒波の影響で、2月8日の雪は本当にすごい積雪でしたね。ニュースでは45年ぶりの大雪とか？
私が住んでいる船橋市内のこの当たりは海が近いこともあってか、隣接する地域が雪であっても、比較的降らない事がありますが、今回ばかりはまさに大雪　豪雪の地域にお住いの方の大変さが身に染みた1日です。

45年前の雪の記憶といえば、小学3年生の私の腰下まで庭に雪が積もったのを覚えています。学校が休みとなって、友達と一緒にたくさんの雪だるまと、1日かけて小さなカマクラをつくりました。

今回は、前日の金曜日の昼頃、大型スーパーのレジは早くも買い物客で１つのレジに6、7人が並んでいました。ずいぶん混んでいるとは思いましたが、その時は晴天で翌日のお天気なんて気にせずに必要なものだけを買い、18時頃、あらためて近所のスーパーへ買い物に行った時には、野菜の売り場やパンなどの商品が品薄状態で、キャベツ等の葉物はほとんどが売り切れていました。きっと雪で野菜が高くなる前に、賢い主婦の買占めがあったのでしょうか？

さて、今回の雪騒動では、あらためて人工股関節手術後の活動の不自由な面と、社会生活での「他人の目」について感じた事があります。
まず、人工股関節の手術後は、何度も記したように、何不自由ない生活を送っていますが、例えば、スポーツ等で人とぶつかったり、転んでしまうような行為は絶対にダメです。と、言うことは雪道に慣れていない私の場合は、細心の注意を払って生活しなければなりませんし、転倒などあってはならない事ですので、しばらくは外出にも注意が必要です。

また、今朝は雪が踏みつけられて固まってしまわないうちに、家の周辺の雪かきをしなくてはなりませんでした。我が家の場合は、80世帯程のマンションに住んでいますので、朝の9時頃から誰が声を掛けたわけでもありませんが、自然に人が集まりマンション周辺の雪かきが行われました。
我が家からは、主人と高校1年生の息子が参加。私はといえば、家の中で参加したくてもその後の体調を考えると出るに出られずでやきもき状態でした。マンションの全世帯がこの雪かきに参加するわけでもありませんが、我が家は１階の角部屋に住んでいますので、その雪かきの様子が手に取るように分かるのです。

特に駐車場は、約20人程の方が一所懸命に雪をかいています。中には私よりご高齢の女性の姿も・・・。
そんな姿を家の中から見ながら心苦しいばかりです。マンションの仲良しさんには、私が手術をした事が分かっていても、そこにいる全員の人はもちろん知らないのです。中には顔見知りの方もたくさんおり、次に会った時に私が手伝わなかった事をどう思われているのかと思うと、本当に身の置き場がないほどでした。
せめてもの気持ちと、みなさん汗だくで作業をされているのでお茶を入れて届けましたが、誰も飲まなかったと主人が持ち帰る始末です
普段から車生活が中心の私にとっては、駐車場の使用頻度はマンションでも非常に高いはずです。また、路面で滑って転ぶことは困りますが、その雪かきを他人にしてもらうという事自体に、申し訳ない気持ちでどうにも辛い経験となりました

私の場合は障害者3級ですが、実際には不自由がないので、車にも身体障害者のステッカーは付けていません。こういう場合って、どうしたらよいものなのでしょうか
ご参考になるご意見がありましたら、教えてください

そんなこんなで、明日からもしばらくは、モヤモヤの日が続きそうな気持です

今日もありがとうございました

タグ：人工股関節

コメント 4

こんばんは。ブログ読ませていただきました。辛いですね。残念ながら気持ちが楽になる様な良い案が浮かびません。すみません。今回の積雪で私も似た様な事を考えていました。手術後は雪が降ったら会社を休むことになるだろうし、出社後に降りだしたら早退するのか？。poppinsの状況と違って会社の同僚は状況がわかっているので理解はしてくると思いますが、忙しい時には言いづらし…。 なんかお荷物になる様な気がしてしまって。
身体を壊して初めてこういう事に気付くんですね。poppinsの気持ちが早く楽になることを願っています。
by 九州男児 (2014-02-12 00:38) 

九州男児さん、おはようございます。
やさしいコメントをありがとうございます♡
ホントに普段の生活では何気ない事が、体調を壊すことで苦痛となり、精神的な負担になる事を、改めて考えざるを得ない事に気が付きました。

昨日は、息子と一緒にいる所にマンションのお知り合いが通り掛り、雪かきのお礼をお互いに言うことができました。今朝は、駐車場に山積みになっている雪を少しだけスコップで片付けました。でもほんの少しだけやった所で何だか不安になってしまい、無理はいけないとやめましたけど・・・。

あれこれ悩んでも他人には通じないのですから、自分のできる範囲で協力して、言葉で感謝の気持ちを伝える事が大切なのかもしれませんね！

九州男子さんは、もうすぐ手術ですか？順調な回復をお祈りしています。

by poppins (2014-02-12 10:35) 

PoppinsTimeさん、初めまして。
同じ手術をして、同じように両股関節がチタンくんのKAOと申します。

大雪の日、私は偶然仕事でした。
なので自宅マンションの雪かきには参加していません。
帰って来たらもうかいてあったという状況でした。

PoppinsTimeさんのマンションの方でも、もしかしたら風邪などひかれて雪かきに参加出来なかった方がいらしたかもしれません。
私のように知らないうちに終わっちゃってたよ、なんて方もいたかも。

マンションの中でお付き合いのある方に「脱臼や感染症の心配はある」という事は普段からお伝えしておいてもいいと思います。
今回のことでもきちんと気になさっているPoppinsTimeさんを知る人なら、分かってくれるはずです。
機会ある時にお話されてみてはどうでしょう。
今回のために、というのでなく今後のためにです。


私も身体障害者マークはつけていません。
ＥＴＣ割引の恩恵にはあずかっていますが(^^ゞ。
普通に歩けるから身障者スペースは本当に困っている人の為に空けるけれど、全く心配がないわけではないので割引は使わせていただきます、すみませんって感じですね。

少しだけ暖かい日もありますが、まだ雪が降ることもあるかもしれません。
凍結路面で転倒などすることのないよう、お互い気をつけましょうね！(*^^*)
それから、私も股関節ブログを書いています。
もしよろしければ遊びにいらして下さい。
私もまたこちらへ寄らせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
by KAO (2014-02-26 01:11) 

KAOさん、はじめまして！
あたたかいコメントありがとうございます。
お返事が遅くなってごめんなさいm(_ _)m

そうですね、雪かきに参加していたのはマンションの住人の1/10にも満たない人だったと思います。我が家は主人と息子が参加しましたので、私自身が負担に思うこともないですね！
特に2回目の雪の時は、参加人数も少なくてたいへんだったと主人が。
私も日頃から、できる範囲のお手伝いはしていますので、もっと気持ちを楽に心がけようと思います。

さて、早速KAOさんのブログにお邪魔させて頂きました。病院名は躊躇されているとの事でしたね。
私の場合は、担当医の許可を頂いてから、このブログをはじめましたのでオープンにしています。
手術やリハビリの様子、痛みがなくなってからのたくさんの出来事や、お仕事のようす、とても詳しく書かれていますね。共感しながら、私の場合と照らし合わせたり、あ～そんな事があったのね？なんて思いながら、懐かしく読ませて頂きました。
貴重な情報も有難かったです。
これからもちょくちょく伺わせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

KAOさんも、お忙しくご活躍のようですので、体調にご自愛くださいね。
お互いに障害者ではありますが、術後の経過もよく、人生を蘇らせてくれたチタンくんが最長の人生をおくれるように日頃から気をつけていきましょう！

by poppins (2014-02-27 22:56)