人工股関節手術を受ける患者としての決断は？

桜前線も北上し、甲信越地方も今週末はお花見ができそうですね毎日ニュースで伝えられている皇居の桜見物ですが、あんなに混んでいなかったら私も行きたかったです～　地元の桜はいつの間にか葉桜へと変わってきました。今年は主人の仕事の都合で日程が合わずに毎年恒例の千鳥ヶ淵や靖国神社のお花見には出かけませんでしたが、パート先の窓から見える桜並木が心を癒してくれました

このブログが、人工股関節置換術を受ける方にほんの少しでも勇気をお届けできているようならば嬉しく思います。そしてコメントを残してくださる皆様、本当にありがとうございます。

 

すでに手術を経験された方、これから手術を受けようとしている方も、手術の決断にはかなり悩まれたのではありませんか？

股関節の手術と言っても、病院、医師によって方法はたくさんあるはずですし、患者さんの症状や体質、その他の持病によっても手術の結果が左右されるはずですから、手術を受けようと決意するだけでもものすごいパワーが必要だと思います。

 

そんな私も、思い起こせば手術から10カ月半が過ぎ、今では時々自分が人工股関節である事を忘れている時があるくらいですから・・・お蔭さまで手術は大成功ということですが、 すでにブログにも記したように、私の場合もこんなに大きな手術を受けるには、患者としての病気に対する情報と決断をするための勇気が必要でした。股間節の違和感を感じてから約10年。変形性股関節症の診断から4年半。日常的に痛みが続くようになってから約3年。耐えられない痛みや日常生活に障害を感じながらも決断には1年近い時間が流れました。

 

特に痛みの強くなった1年間は、両方の軟骨が擦り減り足の長さが違ってしまい、普通の歩き方もできなくなって身体をねじるようにびっこを引き、それでも病院に行かず「人工股関節への決断が付かない」私に、見かねた友人が自分の通う整体院や評判のよい接骨院などを教えてくれました。友人には申し訳ない話ですが、すでに私は信頼する先生の診断と勧めだったので手術以外の方法は考えていませんでした。それでも手術が怖かった事や入院中の家族の事などを理由に受け入れには時間が必要でした。

しかし実際に手術の方法などの具体的な説明を受け、自身で手術について納得してからの思い切りはよかったかもしれませんね何といっても決断の決め手は、担当してくれた先生の言葉数は少ないながらも自信にあふれた「治すんだ」という態度と、短期間の入院で回復が可能であった事が直観的こ気に入った事　一大事を託すのですから印象は大切です　これってかなりの単細胞でしょうか

私には人生初めての大手術ですから、それはそれは大変な覚悟を持っての診察ですが、外科の先生にとってはこれまでのたくさんの手術経験から自信をお持ちでしょうから日常の診察ということではないのでしょうか？患者からの質問を患者の数だけ繰り返していれば、返答だってごくごく簡単にもなるってものでしょう！（その良し悪しは別の問題として）

その一例として医師の「手術を受ければ治るんだ」という確固たる自信が、患者の受けてとしての感情しだいで医師への印象がかなり変わるのでは？ 

あれもこれも聞こうと考えて質問したところで、端的な一言で「○○○○○」って片付けられてしまうと（この言い方が正しいかは・・・？主観の違いです）、患者の私は一瞬にして、目の前が真っ白状態になる。また次の質問をして何だか納得した気分になって診察室を出て、少し冷静になると一番確認したかった事をすっかり忘れている自分に気が付くって感じ。こんな経験を繰り返して、最近では私も先生に慣れて伺いたい事を緊張せずに相談ができるようになったような気がします・・・そうすれば、先生も分かりやすくお返事くださいます（これって、私もずうずうしくなってきた）

何方にも一度は経験があるのではないでしょうか？

ましてや、外科の先生は手術をするために診察が前提でしょうから、ストレートな言い方は仕方がない事かも・・・ですね

最近、説明が丁寧だと話相手を求めて病院通いをしている義母の姿に、高齢患者を診察する内科医師はサービス業？、ふとこんな事が気になったのも事実です（苦笑） 

何だか取り留めのない話になりましたが、患者も医師も人間ですからお互いに相性ってものがあるということで、そろそろお開きにします。

今日もありがとうございました 

コメント 9

　始めまして、私は４月１９日に両股関節置換手術を受けるものです。年齢７０歳の女性です。

　自分の体が自分のものでないように感じていて、体中あちこち痛くなって困っています。

　あと１週間で手術を受けますが、両脚なので３週間から1ヶ月の入院になります。

　変形性股関節症と診断されたのは昨年の７月で、運動療法などで毎日頑張ったのですが、一向によくならず４件目の病院で、手術したほうがいいですねといわれました。

　　痛みがなくなったら、５歳の孫と思い切り公園で遊ぶことが一番の夢です。

　今年の桜は綺麗だねとゆっくり見ることも出来ませんでした。手術まであと１週間余りになりました。

　たくさんの同じ病を持っている仲間たちに励まされて、手術頑張ります。一番頑張るのは執刀医の先生ですけど...

　また寄らせていただきます。ブログ楽しみに病院でも見さてていただきます。読み逃げすると思いますが、許してください。
by オーマ (2014-04-11 10:34) 

オーマさん、はじめまして！初レスありがとうございますm(__)m

いろいろと病院を回られたご様子、あちこち痛みのあるお体には不安が大きく、お辛い毎日だと思います。でも、もうすぐ手術を受けられるという事ですので、回復なされば、お孫さんとどこにだって楽しくお出かけができるはずです！
大きな手術を受けるのですから、術後しばらくの間は体が思うように動かない事もあると思います。でも、その辛さは、リハビリで筋力が回復すれば、だんだんとよくなると思います。焦らずに担当の先生を信じて頑張ってくださいね！

私が入院していた時、お隣のベットには80歳の方が同じ手術を受けて入院されていました。とても明るくて、元気いっぱいの方です。日本舞踊がご趣味との事でしたが、「せっかく手術を受けたのだから、ぜひ大好きな男型を踊って、お友達をびっくりさせてあげたい」と目標を持ってリハビリに励むとおっしゃっていました。

術後、これまでの痛みであちこちに負担をかけて動かなくなっていた筋肉が回復すれば可動域が広くなります。生活の中での動きもスムーズになると思います。例えば、術後には左右の膝を付けるのさえもとても困難ですが、毎日リハビリを続けることで1カ月もすればピタッとつくようになりますよ！

オーマさん、病院が違うようなので回復の早さは違うと思いますが、青葉の頃には退院されると思いますので、頑張ってください！応援しています♡

by poppins (2014-04-11 17:46) 

poppinsさん、お早うございます。
前回退院日をお答えするのに尻切れトンボ状態で失礼しました。
たまに書いたはずの部分が消えている・・・《術後検診で西船橋になったら、ご挨拶できるといいな～～と願っております。》

本当に手術に踏み切る前の状態は、私も同じです。
先生の第一印象は本当に大事だと思います。
私はホームページである程度の前知識を持ってから先生の診察を受けたので、ストレートにその通りをおっしゃったので裏書をもらったようで安心しました。
短時間で筋肉を切らない社会復帰の早い術式を研修に、全国から先生が集まり、O先生が講師で、学会でも沢山発表しているとも伺いました。若い整形外科の先生のブログにも、ネットにもそれは出てました。
やはりそういう実績が先生の自信と態度に現れています。
私もイソギンチャクのように先生にひっついていく覚悟が出来ました。

オーマさん、もうすぐですね。私は5月初めです。
私も2年色々試してみました。その結果、手術を決めました。
術後お孫さんと遊ぶというのは、素敵なモチベーションですね。
後に続く者ですので、応援しております！
by akiko (2014-04-12 12:21) 

akikoさん、こんばんは☆
追記のご連絡ありがとうございます。
わぁ～残念ですが、O先生が西船クリニックに診察に来られる曜日は、私が仕事のシフトが入っているのです。それで、私も1年検診を本院でするように変更しました。

では、6カ月検診の時にお会いするのを楽しみにしてますネ！
まだ、手術も受けていらっしゃらないのに、ずいぶん先のお話で、オニが笑ってしまいますね♪
こちらにレスしてくださる皆様と、いつかみんなでお会いして、お話できるチャンスがあったなら、きっと話が尽きない楽しい時間になりそうですね！そんなチャンスがある事を楽しみにしています♪♪
by poppins (2014-04-12 19:57) 

akikoさん　POPPINSさんこんばんわ。
私が主治医の先生と上手くコミュニケーションが取れず勧められてる人工股関節手術を受ける決心が出来ずPOPPINSさんに愚痴を書いてしまいました。
そんな私にakikoさんから励ましのメッセージを頂きakikoさんは毎日痛みに耐えまさにこれから手術を受け不安も一杯なのに勝手な私に声を掛けて下さりすごく嬉しかったです。
本当に有難うございました。
POPPINSさんと同じO先生に手術して貰い来月は辛い痛みから解放されるのが楽しみですね。
O先生の落ち着いた雰囲気は患者さんに安心感を与えてくれますね。

POPPINSさん、私の代わりにakikoさんにメッセージのお礼をして下さり本当に有難うございました。

お二人に早く早くお礼を言いたかったんですが身体中が痛くて気持ちも揺らいだままでなかなか書けませんでした、ごめんさない。
本当に嬉しかったです。

先週都内の国立病院で受診して貰いまだ軟骨があるので人工股関節手術の時期ではなく痛みは痛み止めで経過観察になりました。
手術はまだと言われて安心しましたが強い痛み止めを飲んでも痛みはあるので人工股関節手術して痛みから解放されたくて複雑な気持ちす。

主治医の先生はとても優しくて私が始めはこわごわしてましたが何でも笑顔で質問に答えて下さり術後も船橋整形外科と同じ制限無しの生活が出来る手術をして貰えるので手術する病院はここと決めました。

POPPINSさんのブログで何人もの股関節痛に悩まされてる皆さんが集まり体験談を話されて輪が広がり読む度に感動してしまってます。
皆さんがお元気になって行く後を私も追って行きたいです。









by 市川のIです。 (2014-04-15 23:53) 

市川のIさん、こんにちは♪
仕事が3日続き、お返事が遅くなりました。
ようやく市川のIさんが納得の先生に出会うことができたようですね！
やはり医師を信頼してこそ、順調な回復が期待できると思います。
痛みが早く治まる事を祈っています。

私が、手術を受けてさらにポジティブな活動ができるようなりましたが、市川のIさんにとっても、人生を変えるような出会いがあるといいですね♡
by poppins (2014-04-17 18:14) 

市川のIさん,よかったですね！

私の事もお気遣い頂き有難うございます。
手術に向けての準備検査も始まりましたが、近くの介護施設に預かってもらっている母の様子見やら、親戚や知人の葬儀や仕事、この時期の総会などで、二本の金の松葉杖にぶるさがりながら入院直前まで外出せざるを得ず、そのままジェットコースターのように病院に駆け込みそうです。
POPPINSさんに《7泊8日成田経由のハワイ旅行と思って》とおっしゃっていただいたのですが、本当にそんな感じがします。

納得できる先生との出会いで、Iさんの痛みもお気持ちもバランスの取れる日がきっと来ますよ！


by akiko (2014-04-19 09:48) 

初めまして、人工股関節を調べてましたら
こちらに辿り着きました。
63才の母は、何年も前から痛みと戦っています。
5分もまともに歩けません。寝る体勢も、今ではうつ伏せのみで、夜中に痛い痛いと、何度も起きます。
ですが、大の病院嫌いで、町医者に、痛み止めだけ
処方してもらってます。一回に5.6錠も飲んでるみたいです。
何とか手術をと考えていますが、私も母も不安で、なかなか決心がつきませんが、その前に、まず専門の病院へ連れて行くことから始めなければいけません。
痛い痛いと言われても、私は不器用なので、優しい言葉も掛けることも、どうすることも出来なくて...
愚痴ぽくなってゴメンナサイ。



by ポン太 (2014-05-05 01:04) 

ポン太さん、はじめまして(*^_^*)
レスありがとうございます♪

お母様のご様子、気がかりですね。63歳の若さ！で5分も歩けないなんて、本当に毎日がお辛い事と思います。
人生まだまだ長いのですから、「大の病院嫌い」なんて言っている場合ではありませんよ！1日も早く専門の先生に受診されるをお勧めします。
そして、歩けない原因だけでも知っておくべきだと思います。
今の医療は、本当に進んでいます。いろいろご心配な事も多いと思いますが、必ずお母様が納得して治療を受けられる医師が見つかるはずです。
痛み止めの服用だけでは、根本的な治療とはなりませんし、副作用も心配ですよね？
私も、素人判断で手術を先延ばした期間がありましたが、今となっては無駄に時間を過ごしたと思っています。
お母様とご家族が安心して任せられる先生が見つかることを祈っています。
by poppins (2014-05-05 22:44)