我が家も他人事ではない 「いつのまにか骨折」 ・・・義母の場合

寒中お見舞い申し上げます。皆様、寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか？

またまた、blogの更新を怠っておりました。その間にレスを頂いた方、本当にごめんなさい。

今年もボチボチですが更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

年末年始が長いお休みだった方もたくさんいらした事と思います。遅ればせながら、皆様に幸せなことが続く1年となりますように

私の年末年始は、義母の大腿骨骨折というアクシデントで、我が家は大忙し＆大騒ぎの年越しとなりました。

何とか船橋整形外科で緊急手術はしてもらえたものの、入院ベッドがないという状態で、不安のあまり大騒ぎの義母は心不全の恐れがあり、翌日には近くの総合病院に転院。その後、もう自力では歩く事が困難な義母を退院後受け入れてくれる介護施設を探すなど、あれこれと押し寄せてくる難題を主人と一緒にクリアしながら、ようやく先週に病院を退院し、介護付きの施設に入居したところです。

ちなみに、義母は股関節の付け根の部分の大腿骨を骨折したため人工股関節のステムを挿す事ができずに、ボルトで固定する手術を行いました。

事の始まりは、8月初旬の第5腰椎の圧迫骨折です。最近のCMでみかけたのですが、「いつのまにか骨折」、本当に他人事ではありません！義母は、数十年前の交通事故の後遺症で背中から腰の骨が湾曲しています。

机の下に落ちたものを拾おうとした途端にグギッ！　ギックリ腰と思いながらも、痛みが強いのでレントゲン撮影をしたものの分からず。日に日に強くなる痛み耐えられず、3週間後にMRIで検査した所、腰椎第５番目の圧迫骨折が判明。9月中旬には痛みどめの甲斐もあり、ゆっくりながらシルバーカーを押しながらの買い物もできるまでに回復。しかしそれも束の間で、家の中で何もない所で転倒し、痛みがさらに強くなっていました。もしかしたらこの時点でどこか他の所を骨折していたかもしれません・・・？

骨折前は万歩計が１日1万歩を自慢する程の86歳のスーバー婆ちゃんです。ヨガ、書道、合唱に通い、新聞を隅から隅まで読み、手紙をまめに書く毎日。趣味は健康管理（健康オタッキーと私がアダ名を付ける程）。毎日、具合が悪くなくても身体のどこかに本の少しでも変化があると、病院に行く徹底ぶりです。これでは医療費の無駄遣いの典型とも言えそうですが…！

そんな生きる事に前向きな義母ですから、痛みが続く毎日の生活は地獄です。新聞や本も一切見ることもなくなり、テレビも観ません。一切、何かをする気力が起きないそうです。いつの間にかたくさん歩ける源の食欲も次第に衰えて４ヶ月程で１０キロ程も痩せました。主治医からは足の筋肉が衰えないように、毎日のリハビリを欠かさず、頑張って歩くように言われても、アレコレと理由を付けてサボる。そして、自由にならない行動にストレスがたまり不平不満ばかりが募る毎日。

診察の際のお願いは、「入院させて欲しい」との事ですが、主治医からは、お年寄りが3日もベッドで動かなければ、直ぐに歩けなくなるとの事。そもそも、この程度での入院は不可能と言われました。

痛みが続き気弱になる義母に、息子である主人が家族と同居しようと言っても嫌がるばかりです。義父が亡くなってから12年間あまり1人で気ままに過ごしてきましたので、今更の同居はどうしても嫌なのだそうです。義母の希望は、毎日車で30分の自宅へ私と主人が通い「夜寝るまで誰かが一緒に居て、朝起きる頃に誰かが家に来て欲しい！そして私が転ばないよう生活の不安を無くして欲しい！」・・・。自分中心に24時間面倒をみてほしいのだそうです。食事もお弁当は食べたくないので、その都度誰かに作ってほしい。できることなら私の手作りが食べたいのだそうです(p_-)。。。。。 

そこで、介護保険を使って1日3回に分けて短時間ながら、食事と入浴、部屋の掃除、洗濯等をヘルパーさんにお願いすることにしました。夜は仕事を終えた後、主人と私が交代で母の家に行き、話相手と身の回りの世話をし、義母が寝てから帰宅するという献身的な介護に通う毎日です。週末は家族が全面的に介護し、都合の悪い時は施設のショートステイを活用しながらも２ヶ月程続けておりました。

しかし、私達も何とか頑張ってはみたものの４ヶ月も過ぎ、あれこれと気遣いしても、わがままの増える義母の介護はストレスがたまります。そこで主人の提案で、ショートステイをお願いして、少し息抜きをしに温泉にでも行こうという事になりました。

緊急時には、最近義母の面倒をみなくなった兄にお願いすることにして。。。

2泊3日の九州の温泉めぐりだったのですが、3日目の朝、施設からの電話で義母の転倒を知る事になりました。

次々と悪い事は起きるものなのですね！そして、検査の結果、左足大腿骨が骨折していたのです。

86歳の年齢での手術はそれなりにリスクもあるものですが、手術を無事に終える事ができました。

手術後は、他の総合病院でのリハビリとなりましたので、船橋整形外科のスパルタ的とも言えそうなリハビリではなく、老人の体力に合わせたゆっくりモードのリハビリに合わせて、全くやる気のない義母の態度に脚力は落ち、今は車いすでの生活となってしまいました。

心配症で自分のこれからに不安を感じている義母は、人のアドバイスや意見を素直に受け入れる事ができずにいます。

ますます、悪い方向にいかないように願うばかりですが、介護施設は、毎日呼びつけられても無理のない距離を重視して、私の意見を第一に自宅から10分程の最寄の施設に決めました。

 

コメント 4

次のブログで温泉に行かれて楽しまれたこと、すごくうれしく拝見しました。
我が家の母は、去年の3月より、家の近くの介護老人ホームに入ってもらってたのですが、それこそ歩いて5分です。
私の手術も昨年5月に終わり、そのままその施設に入ってたのですが、いかんせんヘルパーが足りなくて、認知症の為、昼夜逆転で、夜個室に入ってから痣だらけなので、昨年の30日に転院しました。
今度のところはやや遠いのですが、（車で25分）とても、面倒見がよくて食事もよく、月に2回寿司職人さんが握りを作りに来てくれ、喫茶店やレストランへの外出イベントもあり、わずか半月ですが、母はすっかりリラックスし、私たちが判らないのはそのままでも、それなりに楽しそうに暮らしているのが一日おきに面会に行って判ります。
全部見るのがベストなのは判りますが、お義母様もそういう施設をご家族皆様で見学にいらっしゃるのもお勧めします。
老化は絶対に若返りはないのです、お義母さまも、看る世代の私達も・・・
by akiko (2015-01-26 22:18) 

poppinsさん、おはようございます。私は介護の経験がないので、浅はかなことは言えませが、お義母様が少しでもリハビリに前向きになられるといいですね。akikoさんが巡り会えた様な施設が見つかり、poppinsさんとご主人が少しでも息抜きができる環境になることを願ってます。くれぐれもpoppinsさん自身の健康にも気をつけてください。
by 団地ともお (2015-01-27 07:32) 

akikoさん、お久しぶりです。
今頃ですが、今年もよろしくお願いします。いつも、励ましのコメントを頂き、本当に嬉しく思います。今、私は船橋整形外科の食堂におります。
なんと、義母が緊急オベになりました。
12日に前回の手術後、転院した病院から施設に入居しましたが、その後も痛みが止まらないという義母の訴えを聞いて、昨日、西船クリニックで受診したところ、骨粗しょう症のためにボルトを止めた股関節がボロポロ状態になり、固定部分が外れている事が分かりました。
義母は、すでに入院中に固定部分がカタカタとしている事を感じていながら家族にも言わずに、総合病院の看護師さんには伝えたようですが、その病院では取り合ってもらえなかったと、昨日になって言い出す始末です。
施設に移っても痛い痛いとだんだん足を動かすのも大変になっているため、見兼ねて受診してやっと気が付いたのです。
今、入居の施設は、対応が丁寧で、義母も何とか文句が少なくなってきました。家族にも毎日のようにマメに連絡をくださり、家からも近いので、私も主人も入居させてよかったと気が楽になっています。
いつも、大切なアドバイスをありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします
by poppins (2015-01-29 14:18) 

団地ともおさん、お久しぶりです。
おくればせながら、今年もよろしくお願いします✌️
ようやく、blogも再開できる余裕ができ、旅行にも行けるようになったと思ったら、また義母が病院のお世話になることになりました。
なんと、只今、左足人工股関節の手術中です。先程もakikoさんにレスいたしましたが、今回は大変な手術で、ボロボロの骨盤に人工股関節を取り付ける為には、状況によっては他人から提供された骨バンクのお世話にもなるとか？そんな骨バンクがあるなんて、今日初めて私はしりました！
いつも、団地ともおさんの元気の出るコメントに励まされています。本当にありがとうございます。そして、これからもよろしくお付き合いの程をお願いします。
明日は関東にも雪の予報が出ているようですね。通勤時の転倒にはお互いに気を付けたいものですね！私も靴に付ける滑り止めを買いました✌️団地ともおさんもご自愛くださいね。
by poppins (2015-01-29 14:50)